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収束

お久しぶりです。

ついにスウェーデンでの大学生活も残り1週間となりました。ほとんど大学か図書館かで勉強に費やしてしまっている最近ですが、ようやく形に残せるものを達成しました。

持続可能な未来のためにヨーテボリはどのような計画を立てて発展していくべきか?

という問いについて考え続けた約2ヶ月も終わりに近づき、その一つの成果としてレポートを発行します。

こちらがそのレポート”The River City 2050”です。



是非、読んでみてください。(ダウンロードも可能)

またこれについてはゆっくりと時間があるときにでも書きたいと思います。

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.28 2010 Study in Sweden comment2 trackback0

電話インタビュー 後編

準備プロセスを経て、ついにインタビュー開始。
大学の電話を使って、リストを片っ端からこなしていきます。ボルボ、SKF、ステナラインなどよく聞く会社から政府機関まで、大体70社近く。

言語は「極力英語」。もちろんスウェーデン人へのインタビューなので、英語のインタビューを断られることもあります。
スウェーデン人とペアを組んで電話するとスウェーデン語の時の方が相手の対応がいいな、って事に気づいて凹みます。が凹んだってスウェーデン語はしゃべれません。

一番何が大変かというと、
ヨータ川のことをGöta Älvというのですが、カタカナで読むと「ヨータ アルヴ」ですが、厳密にはスウェーデン語の発音とは程遠い・・・イントネーションも違う。電話越しなので更に伝わりづらい。更にひどいのは、ヨータ川という代わりに「ヨーテボリの川」という意味でriver in Gothernburgというのでも通じるはずですが、日本人の苦手な“L”と“R”の発音が混ざってしまい「Liver」(”肝臓”などの意味)になってしまいます、「River」ではなく。一応俺はこの“L”と“R”の区別はできるようになっていたはずですが、電話越しだからか、インタビューということで緊張してるからか、なぜか面白いように「Liver」になってしまうみたいです。

つまりヨーテボリの“肝臓”なんのこっちゃっていう話ですよね、相手からしたら。


もう一つ、いらいらすることは、なかなかインタビューまでたどり着かないこと。
企業・団体・政府の受付にまず連絡し、俺らのプロジェクトに協力できそうな人につないでもらいます。「その分野(開発・環境系)には詳しくないから、他部署の人につなぐよ」と言われ回しにまわされるか、「会議でいないから後日連絡くれ」といわれるのが常です。

その都度、名乗り、大学のプロジェクトであること、プロジェクトの内容、インタビューのお願い、、、というプロセスを延々繰り返します。1時間電話して3,4社にコンタクトできればいい方で、そのうちインタビューまで到達するのは1件くらいです。
時には、電話インタビューを断られ、「メールにしてくれ」と言われますが、またここで問題なのはメールアドレスを聞き取ること(もしくは伝えること)。特にスウェーデン語と英語でアルファベットで若干発音が違うものがあるので、それを聞き取るのはかなりの難関。

例えば、
「G」は英語読みでは「ジー」に近いですが、スウェーデン語では「ギー」に近い発音になる。
「H」は英語では「エイチ」ですがスウェーデン語では「ホー」
というように、かなり差があるものも多い。
その都度、「Gothenburg」の「G」に、、、なんていわなきゃいけないので大変です。

「@」だって「アットマーク」と何回言っても伝わらないし。
「.」(ドット)に関しては「プンク」なんて言い出すから、もはやカオスですね。
同じ要領で、相手の名前を聞き出すのも超難関。とくに「Å」「Ä」「Ö」という微妙な音は俺には無理。


というように、なかなかすんなりといかなかった電話インタビューでしたが、ひとつだけ楽なのは、「敬語」を使わなくていいこと。

もちろん英語には丁寧な言葉や、相手に失礼にならない言い回しはありますが、スウェーデンでは上下関係がすごく薄いので、日本ほど気にしなくていい。

実際、スウェーデン人がインタビューしているのを横で見てると、ボルボの社員にまるで友達と話しているかのように聞こえます。前にも書いたと思いますが、教授と学生の関係もすごく近いし、言葉遣いもほとんど変わらない気がします。

言い回しに気をつけるよりは、「はっきりと伝えること」が大事だな、とこのインタビューを通して思います。

何でインタビューをしたいのか?何を聞きたいのか?

わかりやすくはっきりと言ういい練習になった。


さて、そんな感じで3週目が終わりました!
Have a nice weekend!
.16 2010 Study in Sweden comment2 trackback0

電話インタビュー 前編

SWOT分析の一環として、ヨータ川周辺の「強み・弱み・機会・脅威」を利害関係者から聞き出すために電話でインタビューをしています。

インタビューする相手は、地方自治体の行政機関、企業、非営利団体、市民までの範囲。

質問作成チームと連絡先調査チームが構成され、準備を整える。
僕は質問作成チームに入る。

このインタビューの目的が「よりミクロな視点を多面的に取り込むこと」なので、質問を誘導することは極力避けたい。つまり、環境問題に的を絞れば、相手はこちらが期待している答えを返しやすく、インタビュー結果の多様性に欠けてしまう。環境問題は大きな焦点だが、「開発」と「持続可能性」は何も環境問題だけではない。文化・政治・経済・生態系、すべてが絡んでくるからだ。

と同時に、あまり漠然とした質問を聞いてしまっては、答える側を混乱させる。専門家でない市民に「ヨータ川周辺の“持続可能性”についてどう思いますか?」と聞いても、「持続可能性」って何?という話になってしまう。

というように、誘導せずに適格な言葉選び・聞き方をしないといけない、というのがまず難しいところだ。

質問は僕とバングラデシュ人ロッシとベトナム人ナム、スウェーデン人アルミナでラフな下書きを作りました。
まず、ナムの提案により、各自が思いつく限りの質問をブレインストーミングし約30個の質問が挙がりました。そのあとそれぞれ10個に絞る(各自が1~10点をつける)。そして投票の結果、上位10個の質問が採用される、という方法。いかにもシステマチックなやり方だ。

その結果、10個の質問が残りましたが、10個中3個が「交通」に関する質問であったり、第10位と第11位の差は?ということを考えると、この結果をベースに議論して最終的に決めるのが明らかにベター。しかし、ナムは「もうこのシステムで決めたことなんだから、この先議論してどうする」「時間がないんだ」と言い出す。
あきれた。この質問作成の目的は「いかに利害関係者から情報を聞き出すか?」であるはずなのに、「時間内に終わらせること」が優先なのかよ。俺がテーマが狭すぎること、そもそも10個の質問にこだわる必要性がないことを反論すると、「じゃぁお前が残り30分で終わらせろ」という丸投げ。丸投げしてどこかへ行ってしまった・・・。

結局、俺と残ったロッシとアルミナで議論をして最終的に13個に絞りました。(ちなみに、その後クラス全体にプレゼンして、大部分が修正され結局ガラッと変わりました・・・w)


修士ともなって専門的な知識が付いてくると、こうも視野が狭くなるのでしょうか。かなり衝撃的でした。

それとも経済学専攻だと「効率」が第一になるのでしょうか。

これはこのプロジェクトを通して感じることですが、「人の話を聞く」という当然なことを、意外にできていないんだなぁと思います。
でも、それはすごく大事なことだと思います。

でも、学問は視野が狭くないとできないのかな、とも思います。むしろ「視野を狭する」ことで学問が追求できるのではないかなと。
複雑な現象をモデル化し「こうすればこうなる」という理論に基づいて追求していくことが必要ですからね。
でも俺は、最終的には「やってみなきゃわからん」っていう考え方が好きです。

「経済オタク」「生態学オタク」達にそのへんを訴えかけていきたいなと思います。
.15 2010 Study in Sweden comment2 trackback0

無限ループ

久しぶりの更新になりました。

持続可能な開発に関するプロジェクトマネジメントが始まって3週間、あわただしい毎日です。

朝7時前に起床し、昼ごはん用の弁当をつくり(スウェーデンの大学には電子レンジがあってチンできるから、あたたかい弁当を食べている人が多いです。まぁ日本の弁当と比べるとクオリティは低めですが・・・)、シャワーを浴びて、大学へ。
2え
〈昼食風景、みんな弁当もってきます。〉

17時には”形式的には”その日のプロジェクトは終了。ですが、もちろん論文を読んだり、ペーパーを出したり、大体20時くらいまで図書館で作業。その後、帰宅。がしかし、まだ終わらず、夜中の12時~2時まで作業をして、次の日また7時起床・・・というサイクルな毎日です。

そんなプロジェクト2週目を振り返ってみようと思います。

まずは”SWOT分析”。
S: Strength(強み)
W: Weakness(弱み)
O: Opportunity(機会)
T: Threat(脅威)
の4つの観点から、現在・将来のヨーテボリの持っている要素を分類する。
内的要因 - 強みと弱み
外的要因 - 機会と脅威
とういように目標達成において重要となる内外の要因に着目する。

このプロジェクトの場合は、まだはっきりとした目標が定まっていないので、「フォーカスすべき分野を探す」という手段にもなっている。

例えば、
地球温暖化による海面上昇は港があるヨーテボリにとっては大きな問題で「脅威」である。
移民の増加は多文化社会構成への「機会」である(人種間の衝突を引き起こす「脅威」でもある。)
ヨータ川(Göta Älv)を結ぶ橋が二本(中心部に)しかないのは「弱み」である。

プロジェクトメンバー17人であーでもないこーでもないと議論し、「S・W・O・T」をずらーっと列記しました。

ここから、Stakeholder(利害関係者)を巻き込みます。

使う手法は、「電話によるインタビュー」と「プロジェクトメンバーと利害関係者との合同会議」。

・インタビュー項目作成
・インタビューする利害関係者(企業・団体・政府・市民)リスト作成
・BLOG作成

何故、利害関係者を巻き込むのか?
実際に川周辺のエリアに住んでいる・働いている・利用する人・企業
このエリアの開発によって影響を受ける人・団体・企業・政府
の視点を分析に取り入れることによって、より多面的なアプローチができるからです。

たとえば、多面的なアプローチによって「脅威」だと思っている要素も「機会」になりうるかもしれない。


そして、この作業と同時に、

持続可能な開発とは何か?

という問いに対する答えを探す方法として、各自が一つの論文を読み、プレゼンをし、クラスでディスカッションをやりました。
全員で全部の論文を読む時間はないので、各自が与えられた論文を読み、「このプロジェクトに何が生かせるか?」という観点でプレゼン・議論することで、知識を共有しようという狙いだ。
r1
〈セミナー風景〉

また、電話インタビューの話については後々書きたいと思いますが、そんな感じであわただしく生活しています。

ちなみに、このプロジェクトのBLOGを自分が作ったのでよかったら見てみてください。

http://rivercity.blogg.se/


そして、題名にもある通り、今、思考が無限ループ状態にあります。

What is sustainable development?

日本語に直さないほうがなんかいいと思ったのであえて英語で書いてみました、誰かとこのテーマで語りたいです。

みなさんはどう思いますか?

更に難しいのは、こういった概念的・抽象的なものを「英語で」議論しなくてはいけないこと。
俺は、なるべく具体的な例に落としてしゃべるように心がけているが、そうすると相手の反論が「その例に対して」であって、的が外されることがしばしば・・・。
まだまだ、学ぶことが多い。

---
つい最近まで、フランスからの友達が来ていました。
いい機会だからヨーテボリ観光したり、スウェーデン料理つくったり、なかなか楽しかった。なぜだか日本恋しくなりました、ちょっと。まぁ、また記事書きます。

ここ1ヶ月いろんな人が来て、帰って、一人になったら、やはり寂しさを感じます。

しかし、幸か不幸か、今スペイン人の友達とルームシェアしていますw

なんで忙しくてもなんとか楽しく残り3ヶ月生活できそうです。

やっとヨーテボリにも、春が来た。
.14 2010 Study in Sweden comment2 trackback0

フィールド調査

Project Management for Sustainable Planning 2日目

どこの計画をするか?を知るために「フィールド調査」に行ってきました。

この計画のフォーカスはGöta Älv沿いの地区(↓)

Visa CaseStudy2010 på en större karta

3人~5人のグループにわかれて、5グループで分担して調査。
自分の班が行ったのは、オペラハウス周辺、川の向こう側の湾岸区域、Biskopsgårdenという郊外。
回った場所(↓)

より大きな地図で Group3 を表示

実際に徒歩・トラム・バスを使って現地を移動してみて、土地・建物・道路の気になる場所、重要だと思われる場所を写真に撮って、その場で
誰のために作られたエリアか?誰が使っているか?
交通には何が使われているか?交通の便は良いか?
そのエリアの現状はどうか?
市民/労働者/観光客にとってどのようなエリアか?
将来そのエリアはどのように発展すべきか?
という項目について、議論しながらメモをとる。

Project Management for Sustainable Planning 3日目

各グループで、それぞれが調査に行ったエリアのプレゼン準備。

Project Management for Sustainable Planning 4日目

全5グループによるプレゼンテーション。

僕が見てきたエリアのまとめ。
オペラハウス周辺
現状
車の交通量が多い(道路が地中化され、地上には芝生の
オープンスペースができたものの、依然として道幅が広く、車の行き来が激しい)
オペラハウス、海洋水族館、バー、カジノがあり、大衆向け(しかし、お金を払う前提なので、中流階級より上か…?)
車用の駐車場が多く見られた
川との接続が悪い(川は目の前にあるが、大きな船や建物が視野に入ってしまい実際に”水”が見えない。「川沿いにいる」と言う感覚が少ない。)
徒歩・自転車でのアクセスに難あり(大きい道路・広い車用駐車場のため)
課題
「誰のための場所か?」という問いに対して、一般市民のためであるならば、まだまだ改善点が多い。

Frihamnen周辺
トラムに乗って橋で川を渡ったらすぐそこにあるエリア。
現状
ヨーテボリの主要な高速道路(Lundbyleden)によって南北にエリアが分断されている。(南:港、Frihamnen、北:住宅街)
南側:貨物・貿易用の港、人は近寄りがたい
北側:マンションタイプの新しい住宅、ふるい集合住宅が混在する住宅エリア
住宅街に隣接して商業エリア(Backaplan、ショッピングセンター)がある
課題
港部分の広大な敷地が有効活用されていない(多数の空き地)
そもそも、港は将来いるのか?港エリアはどう使われるべきか?
住宅エリア⇔港エリアの接続(高速道路により横断困難・・・)

Biskopsgården
ヨーテボリ郊外にある住宅街、移民が多いことで有名
現状
集合住宅が多数見られる
広場を囲んで住宅が建設されており、住民の憩いの場として使われている
住宅に隣接して商店、スーパー、病院、学校、教会、公園があり、わざわざヨーテボリ市内へいかなくても生活が可能。
課題
移民とスウェーデン人を分けるべきか?(物理的に)統合させるべきか?

プレゼン全体を通して、
「川のある都市」としてヨーテボリはどう発展するべきか?
川を利用するのか?しないのか?
工業に依存するのか?
という疑問が浮かび上がってきました。
個人的には、
多文化社会であるスウェーデンにおいて、ヨーテボリはどのように文化の多様性を捉え、調和していくのか?
というところが気になりました。

長くなったのでこんなところで。
.01 2010 Study in Sweden comment0 trackback0
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プロフィール

littlehawk

Author:littlehawk
スウェーデン・イェーテボリ大学留学後、本格的に海外展開したいと考えています。

旅の記録・日々感じたこと・勉強していること・イベント告知・・・ジャンルはごちゃ混ぜです。

留学全般、特にスウェーデン、北欧諸国についてのご相談、英語学習についてのご相談など何でも気軽にコメントを下さい。

Hello, hej, hola!
I'm a student in Tokyo, Japan.
This blog is used as a place to express my daily thoughts, about my academic studies, and about my travel experiences to Europe(19 countries)/Asia/Africa/America, etc. Recently, I try to write what I've experienced in Gothenburg/Göteborg, Sweden, where I was studying for one year, 2009-2010.

My interests:
Sustainable development issues, complementary currencies, community currencies, eco-village projects
My hobbies:
camping, cycling, and other outdoor activities, paying football
Places I've been:
Sweden, Norway, Denmark, Iceland, UK, Ireland, France, Germany, Spain, Italy, Poland, Czech, Slovakia, Hungary, Romania, Bulgaria, Turkey, Estonia, Kenya, India, United Arab Emirates, Oman, Thailand, Korea, China
Languages: trying to learn Swedish, Spanish, Chinese

I'm trying to update this blog in both languages Japanese and English!
Plz contact me:)

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