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The Second Exam in Sweden: NO END IN SIGHT

本日、Swedish Group Psychology二回目の試験がありました。

今回の内容は、"No End In Sight"という、イラク戦争、その後のイラク占領におけるアメリカ・ブッシュ政権の振る舞いについてのドキュメンタリー映画を観て、その内容とGroup Dynamicsで学んだ内容を比較しながらグループで議論するというもの。

まずは映画の内容から
30人以上のイラク戦争・復興に携わった人々のインタビュー形式で、
ORHA ( the Office for Reconstruction and Humanitarian Assistance, 復興人道支援室)、のちにCPAとなった機関に携わった人々・アメリカの軍人が、現地で何を行ってきたか、そこにブッシュ政権はどう関与してきたかを描いたもの。
特に、ブッシュ政権の下L. Paul Bremer主導で行われた、3つの大きな間違った意思決定について焦点が当てられている。
一つ目は、フセイン統治が終わった後イラクの国内の政府出現を止めること。
二つ目は、"De-Ba'athification"と呼ばれるもので、当時多数派のサダム・フセイン元大統領政権時代の支配政党バース(Ba'ath)の解散。
三つ目は、イラク国内の軍隊の解散。
これらの間違った決定によって、
武装勢力だけでなく、国内政府で働いていた人々、エンジニア、イラク軍人など多くの人が職を失った。職を失った
結果、数千にも及ぶ反米武装勢力が生み出され、イラクはChaosと化する。

どのようにDecision Makingがなされたのか。
Group Dynamicsについてこの映画から何を学ぶことができるか。

そういった内容についてグループでディスカッッションする。

Decision Makingの過程(Orientation-Discussion-Decision-Implementation-Evaluating the decision/Adhering the decision)において、特に"Discussion"で情報交換が十分になされなかったのではないかと思う。
事実、ホワイトハウスにいた人々は、軍隊経験も無く、戦争から復興までの経験も無いという圧倒的な経験不足のもと、イラクにいるORHAなどから十分に意見を吸い取らないまま、意思決定に至ったと考えられる。そしてあげくの果てには大統領がシナリオに目を通してなかったり、DiscussionからDecision Makingまでの過程がかなりお粗末であったのではないか。

そして意思決定の過程では、様々なBiasが人の判断を鈍らせる。
"Shared Information Bias", "Groupthink", "Scapegoat", "Confirmation Bias"などなど。

世界で最も大きな意思決定の一つであるこの一連の出来事に関して、
やはりかなり衝撃的なドキュメンタリーを見せられた後に、論理的に議論するのは難しい。
そして教授の意図に反して、話題はどうしてもアメリカ・ブッシュ批判になりがちであった。

しかし、Group Dynamicsの本600を読んだ後で、こういった映画を観ると、その時々でどのような決定がどのような過程でなされてきたかを知ることができて、とても興味深かった。

次の試験は、今回と同様に、映画を観てのディスカッション。
"12 Angry Men"という陪審員についての白黒映画を観るらしい。

この映画をみると、本当にアメリカのトップにいた人々が馬鹿のように思えてしまう。
作り方もうまいと思うが。


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(2007/10/30)
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.06 2009 Study in Sweden comment0 trackback0

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Author:littlehawk
スウェーデン・イェーテボリ大学留学後、本格的に海外展開したいと考えています。

旅の記録・日々感じたこと・勉強していること・イベント告知・・・ジャンルはごちゃ混ぜです。

留学全般、特にスウェーデン、北欧諸国についてのご相談、英語学習についてのご相談など何でも気軽にコメントを下さい。

Hello, hej, hola!
I'm a student in Tokyo, Japan.
This blog is used as a place to express my daily thoughts, about my academic studies, and about my travel experiences to Europe(19 countries)/Asia/Africa/America, etc. Recently, I try to write what I've experienced in Gothenburg/Göteborg, Sweden, where I was studying for one year, 2009-2010.

My interests:
Sustainable development issues, complementary currencies, community currencies, eco-village projects
My hobbies:
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Places I've been:
Sweden, Norway, Denmark, Iceland, UK, Ireland, France, Germany, Spain, Italy, Poland, Czech, Slovakia, Hungary, Romania, Bulgaria, Turkey, Estonia, Kenya, India, United Arab Emirates, Oman, Thailand, Korea, China
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